Kingdom of Norway
![]() | ![]() |
ノルウェーは北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置する立憲君主制国家。東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接している。
国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、スカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している。海岸線には、多くのフィヨルドが発達する。このほか、ノルウェー本土から約1,000キロ離れた北大西洋上のヤンマイエン島は固有の領土の一部として領有され、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している。南大西洋にブーベ島を属領として持つ。
世界有数の原油輸出国であり、水資源が多く、水力発電は電源構成比で95.3%を占める。漁業、林業、鉱業も盛んであり、漁業では特にノルウェーサーモン(アトランティックサーモン)や大西洋サバが日本に多く輸出されている。漁業文化が日本と似ており捕鯨推進国のひとつ。
ノルディックモデルによる高負担高福祉の福祉国家として知られ、2014年にはOECDの人生満足度(Life Satisfaction)ではスイスに次いで第2位となった。1人あたりのGDPや平均寿命、就学率、成人識字率ともに世界的に高く、人間開発指数(HDI)で世界トップクラスに位置している(2006年度1位)。また世界でもっとも男女平等が浸透している国としても知られている。
正式国名
ノルウェー王国
日本語漢字表記
諾威
地域
北ヨーロッパ
首都
オスロ
政体
立憲君主制
議会
一院制(任期4年解散なし。議席数169。)
独立
1905年、スウェーデンとの同君連合を解消し独立
日本との国交樹立
1905年11月
面積
38.6万平方キロメートル(日本とほぼ同じ)
人口
約533万人
人種・民族
ゲルマン系のノルウェー人が82.0%、スウェーデン系1.6%、デンマーク系1.0%、ほかに少数民族のサーミ人約2万人、移民
言語
ノルウェー語
宗教
キリスト教プロテスタントのルーテル教会が多数派であり、ノルウェー国教会の所属が78.0%を占める。その他のプロテスタントやローマ・カトリックなどの団体所属は5.4%、キリスト教以外の宗教は2.7%(このうち80.1%がイスラム教)
祝祭日
5月17日:憲法記念日
主要産業
石油・ガス生産業、電力多消費産業(アルミニウム、シリコン、化学肥料等加工産業)、水産業
主要貿易品目
- 輸出
- 原油・天然ガス、石油製品、基金属、農産物、水産物
- 輸入
- 車、機械、コンピューター・光学機器、基金属、化合物
通貨
ノルウェー・クローネ(NOK)